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EasyPalmCards

発表用カード

発表用カード・カンペを作って、印刷して、練習まで無料で

スピーチやプレゼンの原稿を貼り付けると、EasyPalmCardsが手に持てる大きさのカードに分けます。A4に印刷して切り分けるだけ。本番で使うのと同じカードで、タイマーを見ながらリハーサルもできます。

  • 無料・登録なし
  • A4、A6、カード用紙に対応
  • タイマー付きリハーサル

授業の発表、ゼミの報告、結婚式の友人代表スピーチ。人前で話すとき、手元に小さなカードが1枚あるだけで気持ちはずいぶん楽になります。EasyPalmCardsは、書き上げた原稿を発表用カードに分けて、印刷し、練習するところまでをブラウザだけで行えるツールです。

手書きでカードを作ったことがある人なら、よくある失敗を知っているはずです。原稿を書き写していると文の途中でカードの余白がなくなり、最初から書き直すことになります。この面倒な作業はコンピューターに任せて、空いた時間を本当に大事なこと、つまり声に出して練習することに使いましょう。

発表用カード・カンペとは

発表用カードは、話すときに手に持つ小さなカードです。1枚ごとに、話の始まり、伝えたいポイント、大事な数字、締めの言葉などを書いておきます。次に何を話すかを思い出すための道しるべなので、原稿をすべて読み上げる必要がなくなります。スピーチカード、キューカードと呼ばれることもあります。

日本では「カンペ」という言葉もよく使われます。もともとはテレビ番組で出演者に見せる「カンニングペーパー」の略で、今では発表やスピーチで手元に置くメモ全般を指すようになりました。なお、コンサートでアイドルに向けて掲げるうちわのカンペも同じ名前で呼ばれますが、このページで扱うのは、発表やスピーチのために手元に持つカンペです。

原稿を読むよりカードがよい理由

プレゼンの原稿をきちんと書くのは、とてもよい準備です。ただ、本番でその原稿をそのまま読み上げると、目線はずっと紙に落ちたままになり、声も単調になりがちです。聞いている人からは、話しかけられているというより、文章を朗読されているように感じられてしまいます。

  • 顔を上げて話せる。カードにはキーワードだけを書くので、ちらっと見てすぐに聞き手のほうを向けます。
  • どこまで話したか迷わない。1枚に話題が1つなので、カードをめくれば次の話題に移れます。A4の原稿のように、何行目を読んでいたか探すことがありません。
  • 自分の言葉で話せる。文章を丸暗記するのではなく、要点を覚えて話すので、多少言い回しが変わっても内容は伝わります。
  • 手の震えが目立たない。小さく厚みのあるカードは、大きな紙よりも揺れが目に入りにくくなります。

おすすめは、まず原稿をしっかり書き、それをカードに分けて、練習を重ねるうちに書く量を減らしていく方法です。原稿の書き方は スピーチ原稿の書き方 で詳しく説明しています。

作り方は4ステップ

  1. 原稿を用意する 書いた原稿を貼り付けるか、Word、Googleドキュメント、PDFなどのファイルを読み込みます。見出し、太字、箇条書きは、できるかぎりそのまま残ります。
  2. スマート分割に任せる 選んだカードの大きさに合わせて、エディターが文章を1枚ずつ詰めていきます。スマート分割は文の途中ではなく、文や段落の終わりで次のカードに移るようにします。
  3. 区切りを整える 1行を次のカードに送る、決まった位置で区切る、短すぎる2枚をまとめる、といった調整ができます。残りのカードは自動で並び直されます。
  4. 印刷するか、練習する 1ページに何枚並べるかを選んで印刷するか、発表モードに切り替えてタイマーを見ながら通し練習をします。

まだ原稿がない場合は、テンプレートから始めることもできます。たとえば 学級委員の立候補スピーチ のテンプレートなら、話の流れがすでにカードに分かれているので、自分の言葉に書き換えるだけで準備ができます。ほかの型は テンプレート一覧 から探せます。

1枚に何を書くか

よいカードは、原稿を小さく書き写したものではなく、思い出すためのきっかけです。いちばん大事なルールは「1枚に話題は1つ」。カードの上に短い見出しを書いておくと、今どこを話しているかがすぐにわかります。その下には、キーワードをいくつかか、どうしてもその通りに言いたい1文だけを書きましょう。

  • すべてのカードに番号を振る。本番前にカードを落としても、すぐに順番を戻せます。
  • 大きな文字で書く。腕を少し伸ばした距離で読めなければ、文字が小さすぎます。
  • 全文を書くのは一部だけ。最初のひと言、引用、日付や数字など、正確に言う必要があるところだけを文章で書き、ほかはキーワードにします。
  • 話し方のメモを入れる。[間をとる]、[ゆっくり]、[スライド4]のように角かっこで書いておくと、緊張していても話すリズムを思い出せます。
  • カードの表だけに書く。人前でカードを裏返すと、話の流れを見失いやすくなります。

カードに書ききれない補足は、話す人だけが見られるスピーカーノートに入れておけます。スピーカーノートは発表モードではカードの下に表示されますが、印刷にはのりません。

サイズ・用紙・印刷

初期設定は、家庭や学校、コンビニのプリンターで使いやすいA4です。北米で使われるUS Letterにも切り替えられます。あとは1ページに何枚並べるかを選ぶだけ。2枚ならほぼA5、4枚ならほぼA6の大きさになり、線に沿って切り分ければ手のひらサイズのカードの完成です。発表用には、手に収まりながら文字も読みやすいA6くらいが使いやすいでしょう。

市販のカード用紙に直接印刷したい場合は、A6、A7、3×5インチ、4×6インチから選べます。この場合は用紙1枚にカード1枚が印刷されます。普通のコピー用紙でも問題ありませんが、話すときに手が震えやすい人は、少し厚めの紙に印刷するか、印刷したカードを厚紙に貼ると扱いやすくなります。

印刷するときは、倍率を必ず100%(実際のサイズ)にしてください。「ページに合わせる」になっていると、切り取り線の位置がずれてしまいます。

カードのデザインも選べます。クラシック、クリーン、インデックスカードの3種類は無料で、大きな文字、読みやすさに配慮した表示、高コントラストといった読みやすさの設定も無料です。ほかのテーマはGoldで使えます。

発表モードとリハーサル

原稿を画面で読み返して練習し、本番で初めてカードを手に取る人は少なくありません。でもそれでは、カードを使うのは本番が初めてということになってしまいます。発表モードでは、実際のカードを1枚ずつ画面いっぱいに表示し、経過時間を示すタイマーと一緒に練習できます。

発表全体の制限時間を設定しておけば、時間配分を意識しながら通し練習ができます。カードごとの持ち時間が来たら自動で次のカードに進めることもできるので、「発表は7分以内」と決められている授業やゼミの発表にも便利です。日本語のスピーチは1分間に約300文字が目安とされています。5分なら原稿でおよそ1,500文字、と考えておくと、長すぎるかどうかを判断しやすくなります。

練習中につかえたカードがあれば、すぐにエディターで直しましょう。どこで言葉に詰まったかを覚えているうちに直すのがコツです。何度か通して練習したら、カードの文字を少しずつ減らしていくと、自然と顔を上げて話せるようになります。

本番でカードを上手に使うコツ

カードを作っても、本番でうまく使えなければもったいないですよね。ちょっとした持ち方や見方を意識するだけで、聞き手からの印象はずいぶん変わります。

  • 胸の高さで持つ。カードを腰のあたりで持つと、見るたびに大きくうつむくことになります。胸のあたりで持てば、目線を少し下げるだけで読めます。
  • 見るのは文の区切りで。話している途中ではなく、1つの話題を話し終えたところでカードに目を落とし、次のキーワードを確認してから顔を上げます。
  • めくったカードは後ろへ。話し終えたカードは束のいちばん後ろに回すと、次のカードがいつも一番上にきます。
  • 詰まったら番号を見る。頭が真っ白になったら、慌てずにカードの見出しを読みましょう。少し間があいても、聞き手はそれほど気にしていません。

結婚式スピーチのカンペ

友人代表スピーチや上司としての祝辞では、カンペを手に持っても失礼にはあたりません。むしろ、緊張で名前やエピソードを忘れてしまうほうが心配です。ただし、ふだんの発表とは少し気をつけたい点が違います。

  • 新郎新婦や両家の名前は正確に。読み方に迷う名前は、ふりがなを書いておきましょう。
  • 忌み言葉に注意する。「別れる」「切れる」「重ね重ね」などは、原稿の段階で言い換えておきます。
  • 長さは3分前後が目安。1分間に約300文字として、原稿は900文字前後に収めると、聞く人も疲れません。
  • カードは小さく、落ち着いた色で。A6やカード用紙に印刷すると、写真に写っても目立ちません。

スマホの画面を見ながら話すこともできますが、通知が表示されたり画面が消えたりする心配のない、印刷したカードのほうが安心です。

無料でできること・Gold

基本的な機能はすべて無料です。スマート分割、エディター、印刷、フラッシュカードモード、タイマー付きのリハーサル、そのほかの無料ツールが、アカウント登録なしで使えます。作ったカードは、使っている端末に保存されます。

Goldは、カードをよく作る人のためのプランです。セットをライブラリに保存してどの端末からでも開けるほか、共有リンクでグループのメンバーと共有したり、PDFを完全に書き出したり、リハーサル履歴とフィードバックを見返したりできます。AI機能を多く使え、広告も表示されません。月額、年額、学生向けの年額、7日間または30日間のパス、1回の支払いで使える買い切りがあり、無料のお試し期間もあります。お住まいの通貨での料金は 料金ページ をご覧ください。発表が来週だけなら、短期のパスで十分なことも多いです。

こんな場面で使えます

小学校や中学校の授業の発表、高校の探究学習の発表、生徒会や学級委員の立候補演説など、学校では人前で話す機会がたくさんあります。発表で何を持ち込めるかは学校や先生によって違うので、事前に確認しておきましょう。英語の授業やスピーチコンテストの準備には 英語スピーチの準備 のページも参考になります。

大学では、ゼミの発表、卒論発表、学会でのポスター発表の説明などでカードが役立ちます。就職活動では、面接の自己PRや志望動機を話す練習に使えます。答えを丸暗記するのではなく、カードに書いたキーワードから自分の言葉で話す練習をしておくと、面接官の質問が少し違っても落ち着いて答えられます。社会人になってからも、朝礼のスピーチ、会議でのプレゼン、送別会のあいさつなど、短く話す場面はいくらでもあります。

先生は、発表の準備のしかたを授業で教えるときに使えます。クラス を作れば、生徒にセットを配ることもできます。また、話すのではなく暗記が目的なら、表と裏のある 単語カード・暗記カード も同じエディターで作れます。

よくある質問

発表用カードの作成は本当に無料ですか?

はい。文章の貼り付け、スマート分割、カードの編集、印刷、タイマー付きのリハーサルは無料で、アカウント登録も必要ありません。Goldでは、セットを保存できるライブラリ、共有リンク、PDFの完全な書き出し、リハーサル履歴、広告なしの画面が加わります。

A6くらいの小さなカードで印刷できますか?

できます。A4の用紙に4枚並べて印刷して切り分けると、ほぼA6の大きさになります。プリンターが対応していれば、デザインパネルからA6やA7、3×5インチ、4×6インチのカード用紙に1枚ずつ印刷することもできます。

5分の発表には何枚くらい必要ですか?

話す速さは1分間に約300文字が目安なので、5分なら原稿でおよそ1,500文字です。カードにすると、1枚に1つの話題で5〜8枚ほどになることが多いです。枚数より、1枚に話題を1つだけにすることを大切にしてください。

スマホでも使えますか?

はい。スマホのブラウザでそのまま使えます。カードは1枚ずつ表示され、指でスワイプすると次のカードに進みます。通学中の電車でカードを見直すのにも便利です。

AIを使わないとカードは作れませんか?

いいえ。文章をカードに分けるスマート分割はAIを使っておらず、いつでも無料です。AIは文章を短くしたり言い換えたりしたいときだけ使う、任意の機能です。AI操作は無料プランで月3回、Goldなら月300回まで使えます。

アイドルのコンサートで使ううちわのカンペも作れますか?

このページで紹介しているのは、発表やスピーチで手に持って話すためのカンペです。うちわ用の大きな文字のデザインには向いていません。

原稿を、今すぐ発表用カードに

原稿を貼り付けて、カードの区切りを確認したら、印刷するかリハーサルを始めるだけです。はさみと定規で何時間もかけて手書きする必要はありません。

カードを作る